ダンジョン探索ロールプレイングゲーム
「闘神都市」は、PC-9801で1990年12月15日に発売したアリスソフトの作品。
年に一度、闘神都市で開催される武術大会「闘神大会」に出場し優勝を目指すため、ダンジョンと街を行き来してレベルを高めて闘神を目指すというストーリーのRPGだ。
この闘神大会の参加ルールがエロゲらしくて面白い。
トーナメント形式で1対1で戦い、死亡または戦闘不能や相手が降参した場合に勝利となるのは普通だが、出場する選手は美人の女性をパートナーとして登録しなければならない(女性大会が参加する場合は、美しければ自分自身をパートナーの扱いにしてもよい。)
想像している通り、試合に勝った場合は、賞金とともに対戦者のパートナーの女性を1日自由にする権利が得られるというものだ。
だから試合ごとにみられるエッチな画像を求めて必死にレベル上げをしていくわけである。
そのほかにも、ダンジョン内に沸いてくるモンスター娘も、捕縛すればエッチなことをしてしまうというゲーム。
まさに男の夢がつまったゲームと言えるでしょう。
見た通りやはり昔のグラフィックで見劣りしますが、そのシナリオ設定やダンジョン探索でのレベルもテンポよく上がっていくので、久しぶりにプレイしてものめり込んでしまいました。
やったことないなら、是非プレイしてください。というか今の3D映像に慣れきった若者たちにこそ、この2DRPGの面白さというのを体感してほしいです。
※このゲームは、アリスソフト配布フリー宣言に基づいて紹介しています。
<配布フリー宣言> http://www.alicesoft.com/annai.html#free
©アリスソフト
登場人物が魅力的だというのもありますが、何よりも、トーナメントを勝ち進むために、迷宮を攻略しながら力をつけていくという、今では王道的な物語の流れが素晴らしかったです。
そして、昔のゲームを感じさせるドット絵は、当時を知らない世代からすれば、非常に雰囲気を生んでいて、おもしろかったです。(迷宮前の番をしている男が男前だったことも、地味にツボに入りました)
操作性の難があっても、それを上回る楽しさを得ることができました。
このようなゲームをプレイすることができ、とても嬉しかったです。ありがとうございます。