羽島蓮奈

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  『ジェイルアイランド 　監獄島からの脱出 ＊＊＊！☆♪＊＊』へのコメント（2017年6月21日 03:21）

  • 5 stars
  • 4点
  • 5点
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  一通りプレイした感想を。

  全体を通して最初は何のことかわからなかったことも物語に引き込まれ少しずつ謎が解けていく感覚があり、とても良かったです。

  グラフィックに関しても数が多く、どれもこのゲームに夢中にさせてくれました。
  シーンや日付によって背景や背景色が変わっていたり、コスチューム変更も多く素晴らしかったです。

  
  BGMやSEも場面にすごくマッチしていました。実際にプレイしていてドキドキしたり、ホット一息落ち着いたり、シーンにのめり込みさせてくれました。
  ただ、１点問題があるとすればパラグラフを進んだ先からundoで戻るときに毎回SEが繰り返されるので一部ポイントではそれが少し残念でした。

  システムや操作性に関してもクリアするだけならガイドを利用し様々なパラグラフを行ったり来たりしていても迷わないでゴールにたどり着くことが出来ました。　ただ、どうしても膨大なパラグラフの中から鍵につながるパラグラフを見つけるのは非常に苦労しましたし、未だに個別EDにつながると思われる２つのkeyが発見できていないのが非常に悔しいです。好きなキャラのストーリーに関わっているみたいなのでそれがまた悔しかったです。　まあそこはフルコンプ――個人の楽しみ、なので問題はなくストレスフリーに操作できました。本当に個人的に言うならば、keyや噂のある場所のヒントを何らかの条件で開放できるようになっているとやりこみも簡単になり更に良かったと思います。（コレに関しては非常に膨大なパラグラフ憎み付けなければいけない等作者さんの作業量も増えるとおもわれるためプレイさせてもらっている側として全面的に良いとは言えないですが・・・

  ミニゲームに関してはいくつか頭を使うパズル系・本体ソフトとは別個にある２つのゲーム・サブのゲームなどコレまた数が多く単なる読み物的なもの以上に詰め込まれていて楽しむことが出来ました。
  ただ、STGのcocytusとlibertangoについては前者は普通にプレイするのにも難易度が高く、後者はアイテムを見つけるのが非常に困難でした。
  特にcocytusはオワタ式アクションシューティング且つ回避が困難で操作性も悪く見えない位置に湧く敵やリロードに移動しなくてはいけない等速攻覚えゲー推奨なスタイルだったためせめて主人公の残機を増やしてほしかったです。
  libertangoについては失敗するたびにパラグラフが移動するため探索ごとにundoしなくてはいけなかったのが少し手間がかかりました。他には視界が短いためメイドが来ているかどうか分からず出るタイミングが運による箇所が何ポイントかあったのが厳しかったです、が簡単にやり直せるのとこちらは少し覚えれば操作も簡単だっためそこまで苦ではありませんでした。　他には宝箱が視界ギリギリだと画面に映らなくて全マップを２回探索することになったのは少し辛かったです。

  オリジナリティに関してはゲームブック方式のゲームは殆ど見当たらず、私も一度プレイしたことがある程度だったので非常に新鮮な感覚で楽しむことが出来ました。　加えて上でも述べたとおり多くのミニゲーム、着せ替え、自動文字送り（多くの同人・フリー作品では案外自動文字送りが実装されていないものが多いのです）等快適にプレイする事ができる上に新しいものを楽しませてもらいました。

  エロさについてですが、シーンごとにプレイヤーの入力によって変化があるのはプレイしていて楽しかったです。非常に多くの属性を取り扱っていたため一部は人を選びますがどれも非常に良い出来です。
  個人的にはアイルのショタからみとアルー全般とラケルがよかったです。

  以上稚拙ですが感想と評価でした。
  アイルが好きでしたがストーリーだとあまり絡みがなかったのがツライとか言わないですよ！